ほがらか日記

デイケアセンターほがらか で行なっているイベントなどの様子をスタッフが綴っています。

足指と転倒

2021.04.14

今回は転倒予防に大切な『足の指』に注目してお話させて頂きたいと思います。

まずは皆さんご自身の足の指を確認してみてください

グーチョキパーの運動ができますか❔立った時に足の指が地面にしっかり着いていますか❔浮いていませんか❔外反母趾やタコなどはありませんか❔

立った状態で少し重心を前に傾けてみるとわかりますが、足の指が床をつかむように働いてくれています。

また、歩くときに躓いたりよろけたりした時にも足の指がうまく働くことでグッと踏ん張ることができます。

立った時に唯一地面と接しているのは足底・足指なので、足の指がうまく機能しなかったり地面から浮いていたりすると

バランスが取りにくく転倒の危険性が高くなってしまいます

特に高齢な方は腰や膝が曲がった後ろに重心が乗る姿勢となることで、足の指を使うことが減り筋力が低下しやすい状態のため、普段から足の指の運動は大切かと思います!(転倒予防や姿勢を保つためには他の部分ももちろん大事ですので、それはまた次回に...)

転倒予防の一つとして、足指をしっかり働かせて踏ん張ることができるような運動として

・グーチョキパー運動:指を握る、親指を上げて他の指を下げる、指の間を作る

・タオルギャザー:椅子に座ってタオルを足の指で引き寄せます。

※踵は動かさず足裏と足指をしっかりと大きく曲げるように意識しましょう!

ぜひ練習してみてください 質問等はほがらかリハビリ担当までよろしくお願いします。

ページトップへ戻る