ほがらか日記

座る姿勢

2024.04.15

前回のほがらか日記で腰痛を予防する生活習慣として "7時間は寝る(横になる)" というものが紹介されていました。

7時間繋がりで・・・

日本人の座位時間は世界最長7時間!だそうです。

聞くだけで腰が痛くなりそうな。

では、今回は座っている姿勢を見直そう!ということで

しっかり足の裏をつけて座れていますか

ついつい足を組んでいたり、足を前にほりだして座っていたりしませんか

    

足裏をしっかり床につけて座ることで

しっかりと踏ん張れ、姿勢が安定する

足が床につくことで圧が分散され身体への負担が軽減される

疲れにくい姿勢がとれる

立ち上がる等次の動きに繋がる

など様々なことが考えられます。

"足の裏をしっかりつけて座る" 少しの意識と工夫で世界最長とされる座位時間も少し快適にできるかもしれませんね~ この話をたまーに思い出して座ってみてください

腰痛を予防する生活習慣

2024.03.17

腰に負担のかかる生活を繰り返していると、

ストレッチや体操をしていても、

なかなか腰痛を予防することは難しいと思います。

そこで、腰痛を予防する生活習慣として、一つ紹介したいと思います。

それは、「7時間は寝る(横になる)」ということです。

私たちは、座っていたり立っていたりと、日中活動している時には、

クッションの役割をしている椎間板は重力により常に圧迫される力が働き、

椎間板の高さは減ってしまいます。

(朝よりも夜のほうが身長が低くなるのは、この事が影響しています)

そして、椎間板が圧迫され続けると、

筋肉や靭帯、関節面にも負担がかかり痛みを生じてしまいます。

そこで、、

寝る(横になる)ことにより、椎間板に対する圧迫が無く、

椎間板の高さが回復し、腰の組織の強度も回復、元の状態に戻ると言われています。

この椎間板の回復に、約7時間が必要、と言われているのです!

現在腰痛をお持ちの方で、

寝る時間が足りていないと、心当たりのある方は、

まず、7時間は寝る(横になる)習慣を身につけてみてはどうでしょうか。

意識消失について

2024.02.15

皆様。お久しぶりです。

ほがらかスタッフのジュンです。今回も宜しくお願い致します!!

今回は「意識消失」について書いていきたいと思います。まず意識消失とは、脳全体の血圧の流れが一時的に悪くなって脱力を伴い、数分間(多くは5分以内)意識消失した状態の事を指しいわゆる「失神」と言われています。

主な原因としては下記の3つが挙げられます。

・反射性失神  「過度なストレスや恐怖などの感情、長時間の立位など」

体の刺激に対する自立神経の反応により、血圧が低下したり心拍数が遅くなることで脳血流が低下し意識が消失する。

・起立性低血圧 「突然の立ち上がりや脱水、薬の影響など」

立ち上がった時の重力により下半身に血圧が偏り、脳血圧が低下し意識が消失。

・心原性失神  「不整脈や心臓病など病気」

運動中や日常生活中上記の病気などで予兆なく起きる失神。最悪の場合は意識が戻らない場合がある。

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次に意識消失が起きてしまった場合の対応としては

1 名前を呼んで反応を確かめ、反応がない場合は肩を軽く叩き反応を見る。

2 呼吸はしっかりしているか、脈拍は正常に動いているか確認する。

※意識が回復した場合でも今後も意識消失が起きる可能性が非常に高いので注意が必要。

3上記でも回復しない場合やバイタルに異常がある場合はすぐに救急車を呼んで下さい。

また上記の中でやってはいけないのが「頭や体は絶対に揺らさない」ことです。意識消失の原因が脳にある場合揺らしてしまうと症状を悪化させてしまうので注意が必要になります。

最後に周りの人や身近な人が意識消失になると誰もが慌てパニックになると思います。

まずは落ち着いて冷静に対処することが一番大事になるので慌てず落ち着いて対処するようにしましょう。

今回もご覧いただきありがとうございました。

次回も宜しくお願い致します!!

ジュン

S・M子のひ・と・り・ご・と

2024.01.15

新しい年が始まりました

みなさま、良いお正月を迎えられたことと思います。

今年、年女のS・M子です

先日、スマホで色々ニュース記事をみていたら、「貧乏ゆすりが体に良い」という記事を発見しました。「えぇっ」 かなりビックリです。

悪いクセの1つなのでM子も幼い頃、母親に何度か注意された事があります。

見ている方は不快になりますよね...

でも「貧乏ゆすり」することによって身体に良い作用を引きおこすことが分かってきたんですって

「貧乏ゆすり」は行儀が悪いイメージだけど、医学用語で「ジグリング」と呼ばれているそう。

オシャレなネーミング

堂々と

ジグリングしてます貧乏ゆすりではございません( ̄▽ ̄)

と言い訳できます(笑)

じゃあ、いい事だらけなら やるっきゃない

という事で記事を読んでみました。

まず 1つめ ~ 変形性股関節症の改善☆

(股関節の軟骨がすり減って、すきまが狭くなり変形する病気)

ジグリングで小刻みに持続的に股関節が動くと関節液の循環がよくなります。すると軟骨に栄養が行き渡り、再生を促すと考えられるそう

2つめ ~ 下半身の冷えやむくみを感じやすい方にも効果があるそう☆

座りっぱなしになっている方もためしてみる価値アリですね

3つめ ~ 免疫力がアップ

ふくらはぎや股関節を動かすと血流がよくなりその結果、体温が上昇

人間の体温が1度下がると免疫力は30%も落ちるといわれているそう。逆に体温が1度上がると免疫力は5倍にもアップするんですって

4つめ ~ 脚の引きしめ、ダイエット効果などの期待もできます☆

筋力アップとむくみ防止のダブル効果というわけですね(*^^)v

人間の筋肉の70%は下半身にあるそうで、ジグリングをすることでマイオカインというホルモンが分泌され、この筋肉から出るホルモンの中に痛みを和らげる作用がある事が分かったそうです。

年齢を重ねると、膝や股関節の痛み、違和感を訴えるかたが増えてきます。ジグリングすることで痛みが和らいだり、関節の可動域が前より広がってくるのなら良いですね~

ちょっと面白かったのが ~正しい貧乏ゆすりのやり方~ がのっていました。貧乏ゆすりに正解はないと思うのですが、ジグリングの運動として正しく行ってみて下さい。

1. いすに座って膝の角度が90度か、90度以内になるように座る。90度以上は✖

2. 足の裏をピッタリと床につける。

3. つま先は床に着けたまま、かかとを床から2㎝ほど浮かせて小刻みに上下させる。ポイントはふくらはぎの筋肉を使って上げること。動かす速さは自分のペースで、片足ずつでも両足同時でもOK

4. 1日2時間を目安に3ヵ月続けてみるのが理想的。無理のない範囲で、こまめに行う。

2時間 そんなのムリィ

と、思ったのですが、最初のやり方としては・・・

・連続ではなく、断続的に1時間

・つかれたら休み、楽になったら再開

・痛みや違和感がでたら休む

という感じで良いみたいですョ(∩´∀`)∩

M子も座っている間、意識してジグリングしてみようかと思いま~す

認知症ケア専門士の認知症話⑦

2023.12.15

今回はニュースにもなったレカネマブについてと、睡眠と認知症

の関係でお伝えします。

まずはレカネマブについてです。アルツハイマー型認知症薬と日本の
製薬会社のエーザイとアメリカのバイオジェンが共同開発したものです。
MCI(軽度認知症)と軽度アルツハイマーに効果があるとされています。
今まで4種類認知症薬はありましたが、どれも残っている神経細胞の
活動に対するものでしたが、レカネマブは原因物質とされる
アミロイドβに効きます。アルツハイマー型認知症はアミロイドβの
蓄積によるものですが、レカネマブはそのアミロイドβを取り除く
とされています。その為、治療として期待されています。
ただ、2週に1回の点滴が必要で、副作用に脳の浮腫や出血があります。
薬等で出血しやすい人や高齢者に対してはリスクもあると考えられます。
また、軽度認知症、軽度アルツハイマーの効果は確認できて
ますがそれ以上はまだまだわからないところでもあります。
しかし、大きな一歩と言えると思います。

アミロイドβは昨日今日で蓄積せず、長い年月で蓄積します。

では、予防です。

それが睡眠です

睡眠をしている間に脳内のアミロイドβは分解されます。

認知症予防には睡眠が欠かせません。

スマホ認知症と言われますが、情報量が多く、睡眠時間も質も
低下した現代人は脳内で処理しきれない状態が起きています。
若者が高齢者になる頃、認知症の状態は今以上に問題化
している事でしょう。
また、高齢者は睡眠も生活リズムが不安定、夜にトイレ等で
起きたりで質も低下してます。これでは認知症が進みます。
脳トレも良いですが、脳を休ませたり、生活のリズムを作る
事がまずは認知症予防です。

規則正しい生活で、しっかり寝て、健康長生き目指しましょう!
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