ほがらか日記
デイケアセンターほがらか で行なっているイベントなどの様子をスタッフが綴っています。
車椅子での移動介助
2021.10.07
皆様。お久しぶりです!
ほがらかスタッフのジュンです。
前回の記事ご覧いただきありがとうございます!!
今回も宜しくお願い致します。
久々の記事になりますが、今回は車椅子での移動介助について書いていきたいと思います。
まず車椅子での移動で大事になってくるのが「ゆっくり」を心掛けることです。
車椅子に乗る方の視線は歩く人より視線が低くなり、立って歩く以上にかなり早く感じるので注意しましょう。
また車椅子に乗っている人からは介助者が見えないため不安を感じやすくなるので、声掛けも大切になってきます。いつ動き出すか、どこへ向かうのかが分からないと車椅子に乗っている方の心身の負担となってきます。
介助者はなるべく「ゆっくり」の移動を意識しつつ、こまめに声掛けをしながら介助しましょう。声掛けも「前へ進みます」「後ろに下がります」「少し曲がります」など必ず一つ一つ移動するときは、声掛けしながら介助するようにしましょう。
その他にも移動時以外でも止まる時や、少しでも車椅子から離れる場合はブレーキのかけ忘れに注意して下さい。ブレーキをかけていないと乗っている方が動いたり座ったりする際に、車椅子が突然動いてしまい転倒の可能性があります。特に地面に少しでも傾斜がある場合は、介助者が離れている間に車椅子が動いてしまうので、ブレーキのかけ忘れには十分気をつけるようにしましょう。
前回の歩行介助もそうですが車椅子に関しても正しく介助を行えば、介助者も介助を受ける方も安心して移動することが出来ます。
車椅子だからといって外出する機会を減らすのではなく、安全に十分配慮し車椅子を活用すれば行動範囲も大きく広がります。
少しでも外出して景色を見るだけで気持ちの面でも大きく変わる部分があると思います。
皆様是非この記事を少しでも参考にしてみて下さい!!