ほがらか日記

デイケアセンターほがらか で行なっているイベントなどの様子をスタッフが綴っています。

年末年始にご用心

2020.12.15

皆様、こんにちは。

新型コロナウイルス感染予防のために外出を控えている方も多いことでしょう。

「3密」を避けようとすると、年末年始の過ごし方も変わってくることでしょう。

例年なら忘年会やクリスマス、お正月と、外食の機会が続く季節ですが、

今年は自宅で過ごす方が多くなると思われます。

そこで、年末年始の過ごし方について、食生活を中心に注意してほしいことがあります。

糖質の多いものについては、量に気を付けるとともに血糖値が上がりにくい

食べ方をする事が重要です。

高血圧のある方、腎臓、心臓の機能が低下している方は血糖値だけでなく、

塩分にも注意が必要です。また適度な運動も必要です。

【年末年始に気を付けたい食べ物】

◇年越しそば

・麺類は単品で食べると血糖値が

 急上昇しやすいです。

・具をたくさん載せ、ねぎ、大根おろしなど

 薬味をたっぷり載せましょう。

◇おせち料理

・保存が利くようにおせち料理には塩分や砂糖が多く使用されています。食べすぎには注意しましょう。

・おせち料理は、3日間続けて食べなければいけないわけではないです。気持ち程度に留めて、普段の食事に早く戻した方が無難です。

◇餅

・餅は糖質です。餅2個とご飯1杯の糖質は同じくらいになります。

・餅を間食にはしないようにしましょう。

・血糖値を上げにくくするため、野菜たっぷりのお雑煮、たまねぎ、ハム、チーズなどを乗せて餅ピザもお勧めです。

・ぜんざい1杯には砂糖50g(角砂糖約13個分)が入っていて血糖値が大きく上がります。少量にとどめましょう。

◇果物

・こたつでの「ながら食べ」は

 食べすぎてしまうので注意しましょう。

・夕食時、就寝前は翌日の血糖値に

 影響するので控えましょう。朝食か昼食時に。

・1日の果物の適量は片手に載るくらいが目安です。

◇ドライフルーツ

・干し柿や干し芋など、

 干したものは糖度が高いので注意しましょう。

食事のときは食べるスピードを意識的に遅くし、食物をよく噛んで、味わって食べることも大切です。

また、睡眠不足になると、高脂肪・高糖質のものを食べたくなり、血糖コントロールを良好に保つのが難しくなります。7~8時間の睡眠を目安に、睡眠時間の確保も重要です。

食後1時間後くらいに運動をすることも血糖値の上昇を抑えるのに有効です。

1月は、体重の増加やウエスト周径の増加、糖尿病のコントロール指標であるHbA1cを悪くする人が多いと言われています。

とくに年末年始、おいしい食べ物で胃を満たすときは注意しましょう

どうぞ皆様、健全でほがらかな良い年をお迎えください

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