ほがらか日記

デイケアセンターほがらか で行なっているイベントなどの様子をスタッフが綴っています。

高齢者の骨折の要因

2022.05.24

皆様。お久しぶりです。ほがらかスタッフのジュンです。

前回の記事もご覧いただきありがとうございました!今回も宜しくお願い致します!

今回は「高齢者の骨折の要因」について書いていきたいと思います。まず一番大事なのは高齢者の方にとっての骨折は、今後の生活に大きく響く怪我であるということです。骨折をしてしまうと長い時間をかけての治療が必要になり、治っても元の状態に戻るのは大変です。寝たきりになる可能性も充分にあるので、骨折の主な原因である「転倒」と「骨粗鬆症による骨の強度の低下」には気をつけなければなりません。今回はこの二つについて詳しく書いていきたいと思います。

まず「転倒」についてですが、一番の原因は年を重ねるにつれて起こる筋力低下が大きな要因です。若い頃に比べると下肢の筋力などは衰えが始まり、踏ん張る力などは低下していきます。これらを防ぐには散歩をしたり、家の中でストレッチなどをしてなるべく足の筋肉を動かすように意識しましょう。また転倒には障害物に足が当たったり、段差を踏み外して転倒したりなど周りの環境からも転倒に繋がる場合があるので注意しましょう。日頃から家の中を綺麗にしたり、転倒しやすそうなポイントを自分で見つけてチェックするようにしときましょう。

次は「骨粗鬆症による骨の強度低下」についてです。骨粗鬆症とは骨が脆くなり骨折しやすくなる病気のことです。この病気は痛みなどはほとんど無く、気付いた時には既に進行している場合がほとんどです。発症の原因としては、生活習慣病の乱れや加齢による骨密度の低下などが挙げられます。対策としては食事の中でのカルシウムの摂取や適度な運動や、定期的な骨密度検査の実施などで自分の骨の状態を把握しときましょう。

皆様今回もご覧頂きありがとうございました。

次回は「高齢者に多い骨折の種類」を書いていきたいと思います。

次回も宜しくお願い致します!!

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