ほがらか日記
デイケアセンターほがらか で行なっているイベントなどの様子をスタッフが綴っています。
椅子からの立ち上がり介助
2022.01.21
皆様。お久しぶりです。ほがらかスタッフのジュンです。
前回の記事もご覧いただきありがとうございました!今回も宜しくお願い致します!
今回は「椅子からの立ち上がりの介助」について書いていきたいと思います。こちらの介助は複数のポイントがあるので良かったら参考にしてみて下さい。
まず1つ目は「足を手前に引く」ことです。足を前にしたまま立とうとすると立ち上がりにくさも勿論ありますが、もし立ちあがっても後ろに転倒してしまう可能性があります。足の位置は少し後ろにして、立った後もしっかりと踏ん張れる体勢をとりましょう。
2つ目は「お互いの手の位置」です。肘の下を両手で支えるように持ち、介助を受ける方には介助者の肘の上に手を置いてもらうようにします。もしくはお互い手を繋ぐ場合は強く握らずに握手するように手と手を優しく握りましょう。また手首などを握ってしまうと立った際に介助者が支えられなくなるので注意して下さい。
3つ目に「姿勢は前屈みの体勢」についてです。背中を椅子につけたまま直立で立つことは出来ません。少し前屈みにすることで、頭の重心の位置が少し前に出て、頭・足のバランスがとりやすくなります。下の例を参考にしてみて下さい。
間違った例
正しい例
椅子から立つ動作は日常生活の中で多くあると思います。上記の様に正しく介助を行えば介助者も介助を受ける方もお互い負担少なく立ち上がる事ができ、スムーズに介助が行えます。
皆様是非この記事を少しでも参考にしてみて下さい!!ありがとうございました。