ほがらか日記
デイケアセンターほがらか で行なっているイベントなどの様子をスタッフが綴っています。
認知症ケア専門士の認知症話③
2021.11.25
今回は認知症原因疾患についてです。
認知症と一言で言っても原因によって様々あります。
・神経変性疾患
・アルツハイマー型認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭型認知症
・血管性認知症
・進行性核上性麻痺
・大脳皮質基底核変性症
・ハンチントン病
・嗜銀顆粒性認知症
・辺縁系神経原線維型認知症
等
大きく分けるならば、3つに分けられます。
① 神経変性疾患(脳の神経に関して発症)
→アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症等
② 脳血管障害(脳の血管に関して発症)
→血管性認知症等
③ その他(外傷や感染症等で発症)
脳内でたんぱく質の異常沈着が原因であったり、たんぱく質の種類が違ったり、沈着する場所が違うことで名前が変わります。また、たんぱく質だけではなく、遺伝子の異常でも発生します。
大事のように聞こえますが、正常圧水頭症というのも認知症の原因になり得ますが、手術することですぐに回復が見込めます。腫瘍による認知症に関しても、腫瘍さえ取り除けば認知症は治ります。
先ずは何が原因なのかを知り、それにあった対応をすることが大切です。
次回はそれぞれの特徴を見ていきましょう。