ほがらか日記

デイケアセンターほがらか で行なっているイベントなどの様子をスタッフが綴っています。

キャスター付き歩行器の介助

2021.12.03

皆様。お久しぶりです。

ほがらかスタッフのジュンです。前回の記事もご覧いただきありがとうございました!

今回も宜しくお願い致します!!

今回は「キャスター付き歩行器」の介助について書いていきたいと思います。

キャスター付き歩行器とは、前輪後輪に車輪が付き、固定式タイプの歩行器とは違い持ち上げずに車輪を転がしながら前に進めるタイプの歩行器になります。

車輪付き歩行器は移動の際、膝や腰にかかる負担を軽減でき、足腰にかかる負担を減らしながら移動できるので、介助を受ける方の歩行安定にも繋がります。

こちらの介助の際は、介助者は左側に立つなら左手は歩行器、右手は介助を受ける方の脇下に手を添えながら移動するようにしましょう。右側の場合はその逆になります。また移動する時はなるべく速くならないように、介助を受ける方の適度な歩幅でゆっくり前に進みながら移動するのが大事になってきます。

正しい例

3.jpg

間違った例

4.jpg

上記の様に介助を受ける方自身が歩行器に体が近すぎてしまうとバランスを崩し、前後に転倒する可能性が出てくるのでなるべく適度な距離を保っていただけるように声掛けなどをしていきましょう。また介助者も体を近すぎてしまうと、移動の際に足と足がぶつかってしまうので介助者も体の距離をなるべく意識しながら介助をするように心がけましょう。

正しく介助を行えば介助者も介助を受ける方も安心して移動することが出来ます。介助を受ける方の歩き方の特徴や歩幅をしっかりと把握し、歩くペースに合わせて歩行介助するように心がけるようにしましょう!皆様是非この記事を少しでも参考にしてみて下さい!!

ページトップへ戻る