ほがらか日記
デイケアセンターほがらか で行なっているイベントなどの様子をスタッフが綴っています。
意識消失について
2024.02.15
皆様。お久しぶりです。
ほがらかスタッフのジュンです。今回も宜しくお願い致します!!
今回は「意識消失」について書いていきたいと思います。まず意識消失とは、脳全体の血圧の流れが一時的に悪くなって脱力を伴い、数分間(多くは5分以内)意識消失した状態の事を指しいわゆる「失神」と言われています。
主な原因としては下記の3つが挙げられます。
・反射性失神 「過度なストレスや恐怖などの感情、長時間の立位など」
体の刺激に対する自立神経の反応により、血圧が低下したり心拍数が遅くなることで脳血流が低下し意識が消失する。
・起立性低血圧 「突然の立ち上がりや脱水、薬の影響など」
立ち上がった時の重力により下半身に血圧が偏り、脳血圧が低下し意識が消失。
・心原性失神 「不整脈や心臓病など病気」
運動中や日常生活中上記の病気などで予兆なく起きる失神。最悪の場合は意識が戻らない場合がある。
次に意識消失が起きてしまった場合の対応としては
1 名前を呼んで反応を確かめ、反応がない場合は肩を軽く叩き反応を見る。
2 呼吸はしっかりしているか、脈拍は正常に動いているか確認する。
※意識が回復した場合でも今後も意識消失が起きる可能性が非常に高いので注意が必要。
3上記でも回復しない場合やバイタルに異常がある場合はすぐに救急車を呼んで下さい。
また上記の中でやってはいけないのが「頭や体は絶対に揺らさない」ことです。意識消失の原因が脳にある場合揺らしてしまうと症状を悪化させてしまうので注意が必要になります。
最後に周りの人や身近な人が意識消失になると誰もが慌てパニックになると思います。
まずは落ち着いて冷静に対処することが一番大事になるので慌てず落ち着いて対処するようにしましょう。
今回もご覧いただきありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!!
ジュン