すこやか日記

デイケアセンターすこやか で行なっているイベントなどの様子をスタッフが綴っています。

京都にも大雪到来

2025.02.08

みなさまこんにちは!デイケアセンターすこやか理学療法士の高巣です。

2月8日には、京都市内で2年ぶりに積雪5センチを超える大雪が降りました。車のスリップ事故や歩行者の転倒が相次いでいるので、なるべく外出は控え、足元にはご注意くださいね。

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敷地内や裏山の笹も一面真っ白でキレイでした。

残念ながら、8日土曜日の営業はお休みさせて頂きました。

今年もすこやか日記の番が回ってきたので、今年も継続してみなさま好評の大人気ストレッチシリーズを投稿していこうと思います。

今回は、ストレートネックの姿勢に対してのストレッチをお伝えします。

ストレートネックとは、、、

正常な首は横からみると、S字のような形をしています。

首の骨の部分のカーブが消失し、真っすぐになってしまった状態を『ストレートネック』と言います。

ストレートネックが進行すると、痛みや関節可動域の低下を招き、頸椎のヘルニアを引き起こすこともあるため注意が必要です。

原因は、、、

うつむいた状態でいることが習慣になっているとストレートネックになりやすいと言われています。

特に、現代人はデスクワークや長時間スマートフォンを操作するとき、画面を見るために首を前方に傾けます。

本来であれば、頚椎は程よくカーブ(前弯)していて、カーブすることで、頭の重みが直接頚椎にかかるのを防いでいます。

人の頭の重さは、成人の場合、体重の1/10と言われています。すなわち、50㎏の人は、5㎏のお米の袋が頚椎にのしかかっている状態です。

頚椎がストレートであると、直接5㎏の重みが頚椎にかかるので、負担がかかると言われています。

頭を傾けて、スマホを見る時間が長いと、頚椎がまっすぐとなるため、頚椎に直接負担がかかります。

このような状態を『ストレートネック』や『スマホ首』とも呼ばれています。

症状は、、、

・肩や首、肩甲骨などのコリがひどい

・首の可動域の制限

・めまい、頭痛、耳鳴り

・目が疲れやすい

・猫背になることがある

ストレートネックで固まりやすい筋肉は

・前斜角筋

・胸鎖乳突筋

・後頭下筋

今回はこの3つの筋肉のストレッチをご紹介していきます。

前斜角筋のストレッチ

①まず、右の前斜角筋を伸ばす時は左手を鎖骨付近に置き少し下にテンションをかけます。

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②その状態から首を後ろに倒します。このとき、左手のテンションを維持することで伸張されます。

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胸鎖乳突筋のストレッチ

①まず、右の胸鎖乳突筋を伸ばす場合は左手を右肩に乗せます。このとき少し下にテンションをかけます。

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②その状態から首を左側に倒して、斜め上を見るようにします。このとき首の横が伸長されます。

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後頭下筋のストレッチ

①まず、両手を頭の後ろで組みます。

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②その状態から姿勢は保ちながら、おへそを覗くよう曲げていきます。優しくテンションをかけ、首の後ろが伸長されます。

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どのストレッチも約10秒キープして伸ばしてください。

簡単にできるストレッチの紹介でした。

ストレートネックは日々の習慣で予防を心がけましょう!

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