健康・介護のまめ知識

2023年3月13日

介護保険制度改定に向けて



今年は介護保険制度の改定の年になります。

国の関係機関にて色々議論されてきた主な内容として・・・

 ※介護負担割合に関して

 現在介護保険サ-ビスをご利用される場合、利用料金の支払いは、原則1割負担で、収入によって2割、3割負担することになっています。国は介護保険制度を継続する上でお金が必要とのことで原則2割負担になる可能性が高いです。簡単に言えば1割負担の人は、支払いが2倍の金額になります。
 物価高騰に加えて介護保険を使う場合に高くなることで、ケアマネジャ-も今のサ-ビスを減らしたり、必要なサ‐ビスを使わない人が増えることが懸念されます。

 ※要介護1、要介護2の対象者を介護保保険から外し総合事業へ移行する

 これも長年論議されている内容です。総合事業とは、各都道府県にデイサ-ビスやヘルパ‐の利用内容を任せると言うものです。
 今回4月からの移行は見送られました。 理由としては、各都道府県ごとの取り組み(レベル)に差異があり、利用者が統一したサ-ビスを受けられないことが挙げられています。また、サ‐ビス事業所の収入も減少するため閉鎖を余儀なくされる事業所がでてくることも考えられます。

ご不明点やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

ふじのもり居宅介護支援事業所(075-646-3025)

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