健康・介護のまめ知識

2022年3月 1日

靴の裏を見てみよう

今回のまめ知識で紹介させて頂く内容は、

「日常生活で普段意識しない歩く動作が股関節や膝関節に大きな影響があります」

といった事をお伝えさせて頂きます。

皆さん、普段何気なく歩いて移動されていると思いますが、足の裏のどの部分に体重を掛けているか意識されたことは少ないかと思います。

歩く際に体重を足裏のどの部分に掛けるかという事は、膝の変形や痛み、腰痛にも関わってくる問題なんですね。

足.png

上記のように一般的な歩行では①で地面に足をつけて黒線に沿って体重を移動して②で地面を蹴って進んでいきます。

ところが③や④のところで地面を蹴って歩く人が多々おられます。

原因は様々ですが、運動不足、生活環境、姿勢などが影響していることが多いです。

皆さん靴の裏を一度見てみましょう。体重がかかる部分が多く磨り減るため、その部分が上記の黒線に沿っていれば良いのですが・・・・・

違う所がすり減っている、右と左で靴のすり減り方が違うといって今すぐに身体に異常が出るという問題ではありませんが、普段使用している靴でも観察してみると、ご自分の歩き方が分かるといった まめ知識でした。詳しく知りたい方は、シューフィッターのいる靴屋さんか、リハビリテーションに関わるスタッフに聞いてみるのが良いでしょう。

                                          2022年3月1日 リハビリテーション課

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