健康・介護のまめ知識

2015年1月28日

要支援と要介護

要介護と要支援について  「デイサービスふじのもり」より 介護保険を利用して介護サービスを受けるためには、「要介護認定」を受ける 必要があります。 ★要 支 援 ●介護は必要ではないものの、日常生活に不便をきたしている人が分類され るのが「要支援」になります。 「要支援」とは、「現在、介護の必要はないが、将来的に要介護状態になる 可能性があるので、今のうちから支援をしよう」という状態をいいます。 年齢とともに人間の身体機能は衰えてしまいますが、適切な対策を行います と、身体機能の維持をはかることができます。このことを「介護予防」といい、 要支援認定を受けた方は、介護予防の支援を受けることができます。 ※管轄は地域包括支援センターになります。 (事業所を選択することは出来ません。) shien01 ★ 要 介 護 ●介護が必要な方をその状況に合わせて5段階に分類したものが「要介護認定」です。 「要介護」とは、「現在、介護サービスが必要である」という状態です。 介護施設で快適にご生活頂くには、要介護認定を受ける必要があります。

 自宅での生活が困難である場合には、これらの施設に入居 して介護サー

 ビスを受けることができます。また、自宅での生活を続ける場合には、居宅

 介護サービス を受けることもできます。

 ※管轄は、居宅支援事業所のケアマネージャーさんになります。

(事業所を、選択することができます。)

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 要支援は1~2(2段階)、要介護は1~5(5段階)に分かれていて、1が最も支援、

 介護の段階が低く、数字が大きくなるにつれて支援、介護の必要度が高まっていきます。

区分

目安

支給限度額/月

要支援1

日常生活上の基本動作については、ほぼ自分で行なうことが可能。

4,970単位

要支援2

要支援1の状態から、手段的日常生活動作を行なう能力がわずかに低下し、何らかの支援が必要となる状態。

10,400単位

要介護1

立ち上がりや歩行が不安定。排泄や入浴などに部分的介助が必要。

16,580単位

要介護2

立ち上がりや歩行に介助や見守りが必要。排泄や入浴などの動作に一部または全面的な介助が必要。

19,480単位

要介護3

立ち上がり、歩行、排泄、入浴、衣服の着脱等の動作が1人では出来ない。

26,750単位

要介護4

要介護3と比較してさらに日常生活における能力が低下し、認知機能の低下も見られる状態。

30,600単位

要介護5

認知機能が低下し、意思の疎通が困難。介護なしには日常生活を営むことがほぼ不可能な状態。

35,830単位

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