健康・介護のまめ知識

2015年12月21日

肺炎球菌ワクチン接種について

肺炎はさまざまな病原体によって起こりますが、 主な原因は細菌で、なかでも最も多いのが 肺炎球菌」です。 日本では死因の第3位になっている状況です。 肺炎球菌はふだんから口内や皮膚にいる細菌の一種で、 健康な若い人ではあまり感染症を起こさないのですが、 高齢者や、慢性の心臓病や肺の病気、糖尿病などの 持病があって、免疫の働きが低下している人では、 肺炎を起こしやすく、また重症化しやすいです。 高齢者の場合、肺炎の典型的な症状が現れにくく、 発見が遅れがちなことも治療を難しくなります。 それだけに予防が非常に重要で、 日常生活のなかでの感染予防対策と併せ、 ワクチン接種が有効です。感染リスクの高い人では、 肺炎のきっかけにもなりやすいインフルエンザの 予防ワクチンとともに、「肺炎球菌ワクチン」の接種が 勧められています。 当法人の診療所でも『肺炎球菌ワクチン』の予防接種は 受け付けております。(予約制 肺炎球菌ワクチンにつきましては 毎年その対象年齢が決まっております。 ここでは平成27年度の対象の方を書いておきますので、 対象となられる方は医療機関にて接種していただきます ようお勧めいたします 65歳(昭和25年4月2日~昭和26年4月1日生まれの方) 70歳(昭和20年4月2日~昭和21年4月1日生まれの方) 75歳(昭和15年4月2日~昭和16年4月1日生まれの方) 80歳(昭和10年4月2日~昭和11年4月1日生まれの方) 85歳(昭和5年4月2日~昭和6年4月1日生まれの方) 90歳(大正14年4月2日~大正15年4月1日生まれの方) 95歳(大正9年4月2日~大正10年4月1日生まれの方) 100歳(大正4年4月2日~大正5年4月1日生まれの方) 今の季節、 インフルエンザやノロウイルス等、 色々な病気が発病しやすい時期ですので、 予防できるものはしっかりと予防して 元気に過ごしましょう 以上、デイサービスセンターいきいき でした

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