健康・介護のまめ知識

2013年11月18日

新型インフルエンザ

新型インフルエンザって!!

 インフルエンザは、ヒトだけでなく他の動物にも感染します。通常ヒトの間で流行するインフルエンザは、ヒトとヒトの間で感染するものです。しかし、インフルエンザウイルスの性質が変わる(変異する)ことによって、これまでヒトに感染しなかったウイルスがヒトへ感染するようになり、ヒトからヒトへ感染するようになります。この変異したインフルエンザウイルスによって起こるインフルエンザを「新型インフルエンザ」といいます。

インフルエンザの予防方法は?

予防接種

 予防接種を受けないでインフルエンザにかかった人の70%~80%の人は、インフルエンザの予防接種を受けていれば、インフルエンザにかからずにすむか、かかっても症状が軽くてすむという有効性が証明されています。特に高齢者の場合は、インフルエンザによる入院・死亡を減らすことが証明されています。

(尚、従来型インフルエンザは新型とは、異なるウイルスですので別に予防接種を受ける必要があります。)Inhuruenza12_s_4

日常生活での予防方法

 日常生活ではまず、体調を整えて抵抗力をつけ、 ウイルスに感染する機会を減らすことが大切です。 また、インフルエンザウイルスは湿度に非常に弱いので、加湿器などを使って室を適度な湿度に保つことは有効な予防方法です。

栄養と休養を十分にとる。

人ごみを避ける。

適度な温度、湿度を保つ。

外出後の手洗いとうがいの励行マスクを着用する。

 (うがいやマスクについて、ある程度の効果があるとの見方ですが、インフルエンザのウイルスは手や顔、衣類等にも付着します。手で目をこすったり、鼻をいじったりすることも感染経路の一つですので、帰宅後に石鹸で手や顔を洗うことは、意外と効果的です。

インフルエンザにかかった時には早めの受診を!

 インフルエンザの症状がでたら、早めに医師の診断を受けるようにしましょう。発症から48時間(2日)以内であれば、インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬が処方されるようになりました。早ければ早いほど効果的です。 なお、医療機関を受診する際には、必ずマスクを着用しましょう。

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