健康・介護のまめ知識
2013年9月26日
リハビリテーションからの紹介11
今回は腰痛について少し述べさせていただきます。
腰痛はテレビ番組や書籍などでよく紹介されていることもあり、原因や治療法などみなさんご存知と思います。今回は予防法について紹介したいと思います。
腰痛を防ぐには何と言っても生活の一工夫が大事です。
腰痛は腰椎と呼ばれる腰の骨への負担を軽減させることが大事です。
その為には生活指導が特に重要となります。 腰椎の負担は、寝ころんでいる時が最も低く,背中を丸めて椅子に腰かけている時が最も高いと言われています。 比率としては 腰への負担 立った姿勢を100%とすると 30% 100% 150% 200% 寝ている姿勢 < 立った姿勢 < 背筋を伸ばして < 背中を丸めて _ 椅子に座る姿勢 椅子に座る姿勢 と言われています。 中腰姿勢はできるだけ避けるようにして,洗面,炊事などでは片方の足を高さ10~20cm程度の台上に置き,膝を軽く曲げて台に足を置くことで負担を軽減させる事ができます。10分おきぐらいで足を交代させてあげるとさらに負担が減ります。 同じくお腹や太ももなど身体の一部を洗面台などに密着させることで負担を減らす方法もあります。 物を持ち上げるときは身体の近い位置でつかみ,腰・背部はなるべく前かがみにならない姿勢をして膝を伸ばすことで持ち上げるようにすることで負担の軽減が図れます。
○ × . 平成25年10月1日 . リハビリテーション課