健康・介護のまめ知識
2009年8月27日
カンピロバクター食中毒にご用心!
近年増加しているのが"カンピロバクター食中毒"です。
鶏肉や牛肉の生食が主な原因とされていますが、
発生件数はノロウイルスやO157を超えております。
カンピロバクター食中毒の全国患者数は
2007年には2396人、2008年では3071人と報告され、
近年は増加傾向で特に都市部での発生が目立っています。
カンピロバクター菌は鶏や牛の腸管内に存在しており、
解体の途中で食肉部分に付着するケースが多いとの事です。
↑上の写真がカンピロバクターの電子顕微鏡写真です。
【 症 状 】
発熱、腹痛、下痢、血便を伴う腸炎症状
【潜伏期間】
一般には2~7日間
上記症状が現れた場合にはすぐに
かかりつけ医に相談してくださいね