健康・介護のまめ知識
2009年9月15日
『ものわすれ』について
もの忘れは、年を重ねるとともに誰にでもよくみられます。
ただし、もの忘れの中にはだんだんとひどくなっていくものがあります。
前期 最近の事をわすれがちになる。 仕事、家事に支障をきたす。
中期 時間や場所がわからない。 古い記憶が思い出せない。
後期 家族の名前や顔がわからない。 会話が成り立たない。
~近ごろ気になりません?こんなこと~
記憶があいまい
・何度も同じことを言ったり聞いたりする
・人との約束やその日時を忘れる
・最近の出来事が思い出せない
・大切なものをなくす。置き忘れする
・水道・ガス栓の閉め忘れ、鍵の閉め忘れが目立つ
・物の名前が出てこない
今何時?ここはどこ?
・時間や場所の感覚が曖昧になった。
・よく知っている道で迷う
今までできていたのに・・・
・職場や家庭内で今までできていた仕事や、
家事などがこなせなくなった。
・簡単な計算の間違いが多くなった
なんだかやる気が・・・
・今まで好んでいたことに対して興味や関心がなくなった。
・服装がだらしなくなった
・毎日続けていたことをしなくなった
・身だしなみに気を使わなくなった
性格が変わった?
・些細なことで怒りっぽくなった
・以前より極端に疑い深くなった
このようなことが、気になる場合は、生活をともにしているご家族と一緒に一度「かかりつけ医」又は「もの忘れ外来・心療内科」などの医療機関に相談してください。
下記は、当クリニックの患者さまも通われている「ものわすれ外来」がある病院です。
医療法人 栄仁会 宇治黄檗病院
国立病院機構 宇多野病院
京都府立 洛南病院