ほがらか日記
デイケアセンターほがらか で行なっているイベントなどの様子をスタッフが綴っています。
靴の話
2023.10.19
靴の役割とは?
足の保護・歩くことのサポート・ファッションの一部
などにあります。今回は歩くことのサポート機能の一つである【ヒールカウンター】について考えていきたいと思います。
ヒールカウンターとは、踵部にある硬い構造をした部位になります。(上図)
なぜ必要なのか?
ヒールカウンターは踵全体を覆うような場所にあります。
踵の側方から支えることで、踵の過度な左右への傾きを防ぐ機能をもっています。
また、歩く時は基本的に踵から接地しますので、踵をしっかりサポートすることで体が左右にブレにくく安定して歩くことができます。
逆に柔らかい踵だと、足が不安定な状態になってしまいます。
踵が過度に左右に傾くと・・・
⇒偏平足や外反母趾などの足部障害や膝の痛み、О脚やX脚などの変形に繋がる可能性があるといわれています。
ヒールカウンター有無のチェック方法
⇒靴の踵を横から押して潰れるかどうか!です。
ヒールカウンターあり
つまんでも踵はしっかり
ヒールカウンターなし
つまむと踵がグニャっと潰れる。
靴を選ぶ際、見た目・軽さや、全体的に柔らかくて脱ぎ履ぎしやすい等で選ぶ方も多いかと思いますが、ヒールカウンターがあるかどうかもぜひ確かめていただければと思います。
【歩く】ことは毎日の積み重ねですので、より良い状態で歩くことができれば、リハビリの効果も高められるかもしれないですね。
新しく靴を選ぶ、今履いている靴を確認する際には見てみてください。
他にもいろいろな靴の構造がありますので、また次回にでも~。