サービス付き高齢者向け住宅について｜京都市伏見区の医療法人高生会が運営

サービス付き高齢者向け住宅って？

サービス付き高齢者向け住宅とは、住宅としての居室の広さや設備、バリアフリーといったハード面の一定の条件を備えるとともに、ケアの専門家による安否確認や生活相談サービスを提供することにより、高齢者が安心して暮らすことができる環境を整え、都道府県、政令市、中核市の登録を受けた住宅をいいます。

「サービス付き高齢者向け住宅」の登録制度は、「高齢者の居住の安定確保に関する法律」の改正（平成23年4月28日公布）により創設され、平成23年10月20日からスタートしています。

「サービス付き高齢者向け住宅」制度創設に伴い、高齢者円滑入居賃貸住宅（高円賃）、高齢者専用賃貸住宅（高専賃）、高齢者向け優良賃貸住宅（高優賃）のいわゆる既存３施設は廃止され、サービス付き高齢者向け住宅に一本化されます。また、有料老人ホームも基準を満たせば登録が可能となります。

新たに創設される制度に一本化される背景には、各施設の管轄がわかりづらかったこと、また既存３施設に対するさまざまな問題点が指摘されていた点等が挙げられます。創設されたサービス付き高齢者向け住宅は、これらの問題点を改善したものなのです。

●高齢者、要介護者、要支援者のための開かれた住宅: 介護などの生活支援サービス、医療サービスを受けながら今まで暮らしてきたのと同じ生活ができる住宅
●一時金が要らず大きな負担なく入居が可能: 入居時に大きな金額の入居一時金の支払いがなく、家賃に関しても近隣の家賃相場に準ずるものであり、経済的な負担は軽く済みます。
※また、介護が必要な方やそうでない方が入り混じって生活される為、様々な人が助け合いながら、町内感覚で生活できることもサ高住ならではのポイントと言えます。

人生の中で終の棲家となり得る選択になります。ご自身またはご家族は、入居される当事者がこれからどういった人生を歩んでいきたいかというビジョンをしっかりと持ち臨んでください。

しかし、選択に失敗してもやり直しはきく選択なので妥協せずに追求していく思いが大切です。