すこやか日記

デイケアセンターすこやか で行なっているイベントなどの様子をスタッフが綴っています。

災害対策について

2018.09.09

関西での台風21号の被害に続き、北海道での地震が続いています。

高生会は台風の影響により9月4日は終日休業となりました。

災害が続いています。1人でも多くの方が助かりますように。1人でも多くの方の不安がなくなりますように。

地震・被災対策についてまとめさせていただきました。

何より命が大切です。2次3次被害を防ぐ対策情報をお伝えします。

①水の確保

大きな地震が来れば水道管破裂により断水になる可能性が高いため、浴槽に水を溜めるなど水の確保が大切です。

②持ち物をまとめる

懐中電灯、ラジオ、携帯電話、バッテリー、飲料、食料、タオルや毛布、ティッシュ、ウエットティッシュ等できるだけ持ち運びがしやすい形へ、車がある方は車に。

③避難所の確認

指定されている避難所へ。指定されていない避難所へは食料など生活物資が届きません。近くの学校、公民館などあらかじめ確認が必要です。季節が夏の場合は日傘やブルーシート等熱中症対策を要します。ガスコンロやテント等のキャンプ用品が役に立ちます。そして定期的に身体を動かすようにして下さい。車中泊が続くと血流が悪くなり最悪死に繋がります。

④通信・情報の確保

間違いなく携帯からの通話等は繋がりにくくなっているため、ネット環境やラジオ、停電された場合はワンセグのテレビや車のテレビがお薦めです。ただしネット環境は誤報も必ずあるため、全てを鵜呑みにするのではなく、確実な情報を確保して下さい。

避難された際に気を付けなければならないことが、災害時にも関わらず空き巣や窃盗等です。救助や復興に来たという人間を簡単に信じこまないこと(車両に物資が入っているかどうかの確認)。

あと、自宅避難されている方に関してですが、古い木造建築物はとても危険であり、地震に関してはマンションは高層になるほど揺れを感じ、低層になるとあまり揺れを感じませんが、実際工事に入ると柱や外壁のダメージが大きいのは低層階であり、衝撃を和らげるためにわざと揺れる設計にしてあるものがあります。外壁タイルは崩れていないようで、下地から剥がれ浮いている状態が多いです。自宅にひびが入っているという方、細いものならまだ大丈夫ですが沢山あれば危険です。雨漏りの危険もあります。7mm以上のひびが多い、クロス字(X字)にひびが入っている等があれば危険な状態ですので念のために避難所に向かって下さい。

落下物(タンスや棚)の下では過ごさないでください。突っ張り棒や揺れを軽減するシート等で家具を固定し、懐中電灯を揺れても見失わないところに置いて下さい。家族一同で安静に過ごすことが精神的な安定にも繋がります。

火災予防に関しては、消灯時、避難時にできればブレーカーを落とし、ガス栓も使用時以外は閉めるようにして下さい。ちなみに家庭の契約がプロパンガスの場合は災害時もガスが使えますが、都市ガスはストップします。

周辺住民の安否確認も重要です。あくまでも余裕がありかつ数人で行動することをお願いします。まずは自分の命と家族を守ってください。

いつ起こるか分からない自然災害。正しい知識と対策を知っていくことが大切です。

少しでも皆様の助けになればと思います。

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