健康・介護のまめ知識
2010年7月 1日
高齢者の脱水について
今年はもうすでに暑い日が続いていますね。
な・の・で、
今回は特に高齢者の脱水について御説明いたします
高齢者はのどの渇きを感じにくく、脱水症状を起こしやすいので、
意識的に水分を補給しましょう。
身体に必要な水分量は1日約2000cc。
食事だけでも1000ccくらいは摂取できるので、
500~750cc程度を飲み物で補うといいでしょう。
ゼリーやプリンも重要な水分源です。
摂取水分としてプラスできるので、
おやつに積極的に取り入れてください。
おしっこの回数や量が減ってきた、
色が濃くなってきたら脱水の可能性があります。
口の中がいつもより乾き、よく微熱が出るときも注意が必要です。
下痢や嘔吐では消化液が一度にたくさん体外に出るため、
体内の水分が減少します。
水やお茶だけでなく、イオン飲料も上手に活用しましょう。
脱水状態になると血液が濃くなって血栓を起こしやすくなり、
脳や心臓の梗塞につながったり、
腎臓の負担も大きくなります。
また、腸内まで水分がいきわたらないと、便秘も引き起こします。
ではここで簡単脱水チェックです
①最近、水やお茶などを飲む量が減ってきた。
はい いいえ
②最近、食事の量が減ってきた。
はい いいえ
③最近、おしっこの量が減ってきたように思う。
はい いいえ
④最近、おしっこの色が濃い気がする。
はい いいえ
⑤ここ2日間の間に嘔吐した。
はい いいえ
⑥ここ2日間の間に下痢をした。
はい いいえ
⑦毎日お酒を飲んでいる。
はい いいえ
⑧暑くてもクーラーはあまり使わない。
はい いいえ
さぁ~ あなたはいくつ はい に当てはまりましたか??
基本的には一つでも当てはまるようであれば
現段階で特に症状が無くても脱水の危険性があります。
これからの季節、
どんどん気温も上昇して脱水の危険性があがりますので、
日ごろから注意をして過ごしてくださいね~
平成22年 7月 1日(木)
デイサービスセンターいきいき でした