お知らせ・トピックス

2018年3月26日

月例の法人内研修を行いました。

医療法人高生会では、毎月一回法人内研修を行っております。

研修のテーマは、知識と技術向上を目的としたものや、接遇、交通安全指導など様々で、興味のあるテーマの研修に、スタッフが誰でも参加する事ができます。

3月は、某製薬会社の方を講師としてお招きして、「知っておきたい!認知症とてんかん」と題した研修を行いました。

研修

高齢者てんかんと認知症が間違われやすい理由について、それぞれの特徴や違いを学びました。

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非常によく似た症状の二つの疾患ですが、典型的な症状を知ることで、違いに気づくことができます。

研修3

てんかんの場合は、発作時に典型的な症状が現れるそうですが、初期の段階では非常に分かり辛く、時間の限られた外来診療では、なかなか判断が難しいようです。

比較的日常生活に近い時間を過ごすデイサービスや、入所施設などのご利用時に、介護スタッフが気付くことが大切なようです。

今回の研修では、「こんな症状ありませんか?」という5項目のチェックシートを用いて、介護スタッフ等が主治医に対して情報提供することが出来れば、早期に適切な治療を開始することも可能である、という事を学びました。

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